9月7日に行われた神奈川県連災害支援委員会の会議報告(常任理事会宛報告)からの抜粋を掲載します。
【委員長からの連絡】
1)特に4項目目の今後の取り組みに留意下さいますようお願いいたします。
○ 募金活動の継続。
○ スカウティングを生かしたボランティア活動の展開。
例として、「たい焼き隊」・「わくわく隊」への参加。
2)日連、横浜市・神奈川県等の活動は、泥かき、ゴミだし、清掃等の活動が
主体となっていますが、避難所から仮設住宅に移った方々の支援の方法の
ひとつとして被災地のこども達や高齢者のコミュニケーションを考慮した
プログラム展開として、「たい焼き隊」や「こどもわくわく隊」が見本と
なりますので、地区内でボランティアを検討する地区、あるいはボラン
ティア希望者には上記などへの参加をお奨め下さい。
4)感想
9月16日から19日までのわくわく隊に参加して、同じく参加した
ベンチャースカウトの活動は、ベンチャースカウトのボランティアを
考えている地区には非常に参考になると思われます。また中学年代の
ボーイでも可能と思われます。
公民館あるいは仮設住宅で開催したプログラムは小学生が多く、ある
いはそれ以下のこどもが対象でした。被災地区によっては、お孫さん
連れで来る組が多く、親御さんがこれない事情が察せられます。
最終日は雨のこともあり、集会場の一室はお年寄りのお茶のみ場となり
ました。
今後のことですが、お年寄りのプログラムも考慮してはと思います。
【9月7日県連災害支援委員会議事録(抜粋)】
2.各地区防災訓練の取り組み
9月4日総合防災訓練は、台風12号のため中止となったが、湘北地区は
地元自治会訓練に参加。
3.第二部会ホームページの取り組みについて
② 各地区ごとのボランティア活動が分かるページを作る。
③ 募金活動の月別集計のフォームを作る。
④ 日連以外の神奈川ボランティアステーション、横浜ボランティアNTの
ボランティアバスの情報提供ためリンクを貼る。
4.県災害支援委員会のボランティア活動今後の取り組みについて
① 各地区に募金活動の継続を呼びかける。
② 現地ボランティア活動の計画にスカウティングを活かした活動計画を推奨する。
案 1 「たい焼隊」と各地区で計画する子ども対象のゲームプログラムのコラボ。
案 2 「こどもわくわく隊」のプログラムに参画する形で、各地区からスカウト/
リーダーを募る。
5.各地区報告、情報交換。
横浜地区。10月1日から2日石巻下見調査を計画。地区役員他災害に対する
意識の高揚を目的。
横浜南央。たい焼隊報告(報告書配布)*1。地区役員の被災地調査を実施
(6月29日~30日)*1。 *1・・・当該サイトにも報告書掲載
支援活動はユースを中心とした企画を推進して行く:
写真をきれいにする活動に参加。ネッチに激励文を集めスウエーデン
ジャンボリーで掲示、現地で海外スカウトからのネッチへの激励文を
集めた。
ユースの災害支援活動をバックアップする後方チームを編成。
今後の取り組みに対する課題の提言:
①3.11以降の体験を今後どのように生かすか(防災意識も含めて)
②HPの活用(情報発信と浸透への努力)
③活動を見える方にする(活動に対する認知)
④活動資金のこと(ユース活動支援だけでなく、これからの冬季における
被災地への対応などを考えて行く必要性)
⑤JOTIJOTAの活用(大会3テーマの1つは自然災害。国内外との連携)
横浜みなと。現地ボランティア活動は個人ベースで行なわれている。
各団地元への活動参画、協力を促す。炊出し袋の普及を推進。
江南地区。 昨年同様スカウトを対象に来年2月にボランティア体験訓練を企画。
県央地区。 わくわく隊の報告。 8月に福島のスカウトを山中野営場に招待した。
9月計画の「みんな おいでよ」プログラム立案のため8月30~31日に
石巻に下見。教育委員会生涯学修課の協力を得る(仮設住宅などに
おける地域住民の連携がこれからの課題で、わくわく隊のような活動
ニーズが出てきた)。
このプログラム展開のため、指導者、スカウトを他地区からも募集。
別紙参照(*2:当該サイトに掲載)。
湘北地区。 9月10日11日に募金活動。
地区内の祭など観光イベントを利用し、災害支援委員会のPRを行なう。
12月3日4日野営法研究会で災害支援委員会も参加、PR活動を行う。
地区HPに活動を紹介。
以上
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