2011年5月28日土曜日

たい焼き隊0522(第四陣)からの報告

たい焼第四陣は、5月23日(月)から25日(水)までの3日間の日程で奉仕活動を行いました。

今回のたい焼奉仕では、これまでの一日200枚の倍となる400枚を作成して、被災地の皆さんに提供しました。

これまでの、第四陣の報告書(PDF)。

みんなの笑顔

   ●スカウトたい焼き隊第四陣通信・第4号(5月26日)
   ●スカウトたい焼き隊第四陣通信・第3号(5月25日)
   ●スカウトたい焼き隊第四陣通信・第2号(5月24日)
   ●スカウトたい焼き隊第四陣通信・第1号(5月23日)

(歌手の小林幸子さんと)
         
  
      過去の報告書:
          ★ たい焼き隊0514(第三陣)からの報告
          ★ たい焼き隊0424(第二陣)からの報告
          ★ 鯛焼き奉仕隊0410は任務終了(4.16:第2弾追加)  

たい焼き隊0514(第三陣)からの報告


これまでの、第三陣の報告書(PDF)。
スカウトたい焼き隊第三陣通信・第五号(5月15日)
   ●スカウトたい焼き隊第三陣通信・第四号(5月14日)
   ●スカウトたい焼き隊第三陣通信・第三号(5月13日)
   ●スカウトたい焼き隊第三陣通信・第二号(5月12日)
   ●スカウトたい焼き隊第三陣通信・第一号(5月11日)

          

      過去の報告書:
          ★ たい焼き隊0424(第二陣)からの報告
          ★ 鯛焼き奉仕隊0410は任務終了(4.16:第2弾追加)  

2011年5月24日火曜日

【日連】災害対策センターメールマガジンVol.10

ボーイスカウト日本連盟の活動に深くご理解とご協力をいただきまして、感謝申し上げ
ます。

日本連盟災害支援センターでは、いままで「ボランティア定期便」を走らすなどして支
援してまいりました、宮城県石巻市に加えて、ボーイスカウト福島連盟の展開する災
害ボランティアについても、新しいプロジェクトとして募集を開始いたします。

引き続きのご支援のほど、どうぞよろしくお願いたします。

【転載歓迎!
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      【日本連盟災害支援センターメールマガジン】
    ~福島県での災害ボランティア募集開始! Vol.10

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆
******ともに進もう*******

このメルマガでは、できる限り、災害支援についてのホットな情報をお届けしていきま
す。

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■福島での災害ボランティア内容
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◆福島でのボランティア活動につきましては、土曜日及び日曜日のみになります。

◆原発問題での放射線物質などの知識・理解を得たうえで、現地入りしてください。
南相馬市の一部に「計画的避難区域」及び「緊急時避難準備区域」が設定されてい
ます。
○計画的避難区域の基本的考え方
事故発生から1年の期間内に積算線量が20ミリシーベルトに達するおそれのあるた
め、住民等に概ね1ヶ月を目途に別の場所に計画的に避難を求める。国際放射線防
護委員会(ICRP)と国際原子力機関(IAEA)の緊急時被ばく状況における放射線防
護の基準値(20から100ミリシーベルト)を考慮。
○緊急時避難準備区域の基本的考え方
福島第一原子力発電所の事故の状況がまだ安定していないため、今後なお、緊急時
に屋内退避や避難の対応が求められる可能性が否定できない状況にある。
このため、緊急時避難準備区域においては、住民に対して常に緊急的に屋内退避や
自力での避難ができるようにすることが求められます。
放射能の影響については以下の窓口に直接お問合せください。
○福島県放射線に関する問い合わせ窓口 ※24時間受付
 →電話024-521-8127
○原子力緊急時支援・研修センター原子力災害に関する放射線安全・健康相談の
ホットライン
 →電話0120-755-199 ※受付時間:10時~21時
○放射線医学総合研究所放射線被ばく健康相談窓口
 →電話043-290-4003 ※受付時間:9時~21時
○経済産業省原子力安全・保安院 原子力安全広報課 窓口
 →電話03-3501-1505、03-3501-5890

■■■福島でのボランティア内容■■■
[地 域] 福島県 相馬市、新地町、南相馬市、及びその周辺
[内 容] 相馬市、新地町、南相馬市それぞれの災害ボランティアセンターに登録のう
え、津波による建物内外の瓦礫撤去、大量の泥のかき出し。被災物の搬出、ゴミ出
し、荷物整理の手伝い、町内清掃 等。
[運 営] 活動基地は「福島連盟」が主体となって運営いたします。
[宿 泊] ボーイスカウト福島県連盟 相馬第1団スカウトハウス
[集 合] 福島連盟相馬第1団スカウトハウス(福島県相馬市中村川原町49)
 ※福島連盟への直接のお問い合わせなどはお止めください。
●集合 奉仕日(土曜日)の8:00
●解散 奉仕終了日(日曜日)の1600(作業状況によって変化します)
 ※金曜日の夜間及び土曜日の早朝到着予定者は連絡あれば、対応可能(宿泊可)
[装 備]
水害ボランティアの装備については、特定非営利活動法人レスキューストックヤードの
ホームページをご参照ください。
http://rsy-nagoya.com/rsy/common/pdf/suigai-manual.pdf
[食 事] 食事について、主食は福島連盟が準備しますので、各自で宿泊日数分の
副食物をレトルト食品や缶詰をご持参ください。この食事は1日目(土曜日)の夕
食~2日目(日曜日)の朝食までです。土曜日・日曜日の昼食は福島連盟が準備しま
す。
 ※土曜日の朝食も連絡あれば対応可能(主食・味噌汁・漬物)
[保 険] 現地のボランティアセンターでの登録では、ボランティア保険の加入有無を
確認されます。必ず、お住まいの地域にある社会福祉協議会などで事前に加入を済
ませるようお願いします。
[申 込] すでに日本連盟災害現地ボランティアの登録をされている方で参加可能な
方は、以下にご連絡ください。(未登録の方はご登録ください)
 ●日本連盟災害現地ボランティア受付 shien@scout.or.jp
折り返し日本連盟よりご奉仕いただく案内を別途お知らせします。
(回答は、その都度対応をしていくようにいたしますが、2日ほど返信に時間がかかる
場合がありますので、奉仕希望日については余裕をもってご連絡ください)
[募集人員] 10名(毎週の土日)この地域で活動する場合の宿泊場所としては、テント
などは禁止されていますので、相馬第1団スカウトハウスのみとなります。福島連盟内
の加盟員ボランティアに合流して活動していただきます。
[応募条件]
※原則として以下の条件に合致する方が参加できます
・心身ともに健康な20歳以上の男女
・被災者の立場にたって、被災者を助けようという心掛けを持つ方
・寝袋を持参し、就寝の出来る方
・泥かきにより汚れてもいい方
・お風呂に入れないなどの不自由にも耐えられる方
・集合場所まで来られる方
・必要な持ち物を持参出来る方
・現地のボランティアセンターなどの指揮の下で行動ができる方
[持ち物]
・寝袋・マット(カットベットは準備します)
・副食(食事の項をご参照ください)
・マイカップ、食器、箸など
・水筒(飲料水は水道で対応できます)
・トイレットペーパー1巻(トイレのため、また埃で鼻水が出やすくなります)
・ウェットティッシュ(風呂やシャワーはありませんので体拭きも行えるもの)
・個人用救急用品
・レインウェア(汚泥かき出し作業につき高価なものは避けたほうがよいですが、100
円ショップのものはすぐ破けます。)
・手袋(水を通さないもの、厚手、耐油のビニール手袋)
・防塵タイプのマスク(泥が乾いているため、被災地が埃っぽくなっています)
・ゴーグル(ゴムバンドでしっかり固定でき、曇り止め加工のもの。)
・長靴(安全タイプがベスト)※踏み抜き対策の金属中敷きもご用意ください。
・帽子またはヘルメットを必ず着用する。
・長袖、長ズボンを必ず着用する。
・泥のついた雨具・長靴を持ち帰るビニール袋。(移動の際の車内汚れ防止)
・懐中電灯(夜間の消灯後は室内が暗いため)
・保険証または保険証のコピー
・ユニフォーム(制服)
※作業中に着ることはございませんが、ご持参ください。

※災害ボランティアに登録がまだの方は、先にご登録のほどお願いいたします。
http://www.scout.or.jp/newtopics/110311earthquake/info_20110330volunteer.htm

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■災害活動支援金へのご寄付のお願い
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自らの身を投じて「ボランティア」と、誰かに思いを託する「寄付」は、社会貢献の両輪
です。どちらも自分で決めて「参加」します。

日本連盟災害支援センターでは、ボランティア定期便、現在も取り組みしている「泥か
きプロジェクト」に続いて、震災復興支援のための様々な支援プロジェクトをこれからい
くつも進めていきます。スカウトとしての技と心を磨いてきた私たちだからこそできる継
続的な支援というのが、きっとできるはずです。そうした活動への支援のため、「活動
支援金」への寄付をお願いいたします!

※なお、「被災地への義援金」「被災スカウト組織への見舞金」については、従来通り
にそれぞれの送金先宛てにお願いいたします。

JustGiving Japanのチャレンジサイトからクレジットカードで■
すでにできているJustGivingのチャレンジをつかってもクレジット募金できます

■郵便振替で■
東日本大震災支援募金を開始!※通信欄に「災害活動支援金」とご記入ください
郵便振替:00130-1-56119 公益財団法人ボーイスカウト日本連盟

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■宮城県石巻での災害ボランティアも引き続き募集!
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まだまだ宮城県石巻市でも災害ボランティアとして、「泥かきプロジェクト」に取り組ん
でいたたく業務がございます。石巻では災害ボランティアセンターと協議して、ボーイ
スカウトとして受持ちをさせていただいている「担当地域」があり、そこにボーイスカウト
からの災害ボランティアをコーディネートしたり、一般のボランティアが割り当てられた
場合のコーディネートもいたしております。
しかしながら、5月後半から6月初めの日程の災害ボランティアを希望される方がまだ
少なくなっておりますので、ぜひとも多くの皆さまのお力添えをいただきたいと思いま
す。

※災害ボランティアに登録がまだの方は、先にご登録のほどお願いいたします。
http://www.scout.or.jp/newtopics/110311earthquake/info_20110330volunteer.htm

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■石巻行き「ボランティア定期便」の運行状況
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多くの皆さまがこの「ボランティア定期便」を利用して現地入りしています。
金曜日出発⇒日曜日帰着の「ボランティア定期便」にもまだ余裕がありますので、ぜ
ひとも皆さんのお力を貸してください。

被災地と東京を結ぶ「ボランティア定期便」をご利用ください!

[ボランティア定期便]
6)6/3()6/5()   残りあと20
7)6/10()6/13()  残りあと20

[ボランティア定期便のお申し込み方法]
お申し込み先:災害ボランティア受付 shien@scout.or.jp

※災害ボランティアに登録がまだの方は、先にご登録のほどお願いいたします。
http://www.scout.or.jp/newtopics/110311earthquake/info_20110330volunteer.htm

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■東京で災害ボランティアの活動報告会を開催します!
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すでにのべ1000名以上の方に、現地へいっていただいておりますので、その活動報
告会を予定しております。まずは日程だけ、ご予定ください。
参加は、災害ボランティアの方や、登録を希望されている方、および一般の方も参加
することができます。

日時:201164()13:30-15:30
場所:都内を予定

詳細は、次号メールマガジンおよび日本連盟災害支援センターブログなどでご紹介さ
せていただきます。

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■日本連盟災害支援センターブログの記事より
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■【掲載】文教ニュース平成235916日号で紹介されました!
日本連盟災害支援センターの設立経過や取り組み内容についてご紹介いただいてお
ります。ぜひお読みください!

■【お願い】まだまだボランティアの手が必要です!ご協力お願いします!
ボランティアの手でしか、できない仕事がまだまだあります。皆さんのお力を貸してく
ださい!

■【資料】災害ボランティアのプロフィール
災害ボランティアに約300名以上の方にご登録していただいております。

■【感謝】ボランティアマップ手作り版!
現地にお越しいただいた災害ボランティアの方々が手作りのマップをつくられています
ので、ご紹介いたします。

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■ボーイスカウト日本連盟(SAJ)とは・・・・・
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ボーイスカウトは世界161の国と地域、3000万人にも広がった世界最大級の青少年運
動です。
1907年にイギリスで誕生し、日本では、1922年(大正11年)に日本連盟が創設されま
した。現在では、全国47都道府県に県連盟が設置され、日本連盟と一体となって青
少年の社会教育を全国で推進しております。
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******ともに進もう*******
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★東日本大震災の被災者支援のためのチャレンジにご協力お願いいたします!
ジャスト・ギビング★応援はこちらから http://justgiving.jp/c/1865 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
活動支援金募金を開始!※通信欄に「災害活動支援金」とご記入ください。
郵便振替:00130-1-56119 公益財団法人ボーイスカウト日本連盟
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メールマガジン【日本連盟災害支援センターメールマガジン】Vol.10

発行:[日本連盟災害支援センター情報チーム]
発行日:2011.5.23
災害支援センターブログ   http://blog.goo.ne.jp/saj_sc
災害支援センターツィッター http://twitter.com/#!/saj_sc
日本連盟公式サイト       http://www.scout.or.jp/
災害対策用Email       saigaitaisaku@scout.or.jp
災害ボランティア関係Email  shien@scout.or.jp

181-0015東京都三鷹市大沢4-11-10 Tel0422-31-5161 Fax0422-31-5162 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
※ 本メールは、日本連盟災害ボランティア登録の加盟員およびメルマガ購読をお申
込いただいた方、およびボーイスカウト日本連盟が、イベントや研究会等で名刺交換
などでご連絡先を頂戴した皆様にも、送信させていただいております。
もしご迷惑な場合がございましたら、saigaitaisaku@scout.or.jp まで、ご一報ください。
※ またご関心のありそうな方へは、是非ご転送ください。ブログなどでの転載も歓迎
いたします。どうぞよろしくお願いします。

2011年5月20日金曜日

【日連】災害対策センターメールマガジンVol.9

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      【日本連盟災害支援センターメールマガジン】
    ~災害ボランティアへの登録ありがとうございます Vol.9

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******ともに進もう*******

このメルマガでは、できる限り、災害支援についてのホットな情報をお届けして
いきます。

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■災害支援ボランティア確認事項~現地配布資料から
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ボーイスカウト災害支援ボランティア確認事項
平成23年5月8日作成11日加筆17日再加筆

※ニーズや支援のあり方は、日々変化していきます。
あくまでも現時点での確認事項です。

1.用具・服装
①雨具(100円のものは、作業をするとすぐ破けます。)
②手袋(水を通さないもの、厚手、耐油のビニール手袋)
③マスク(防塵タイプ)
④ゴーグル(ゴムバンドでしっかり固定でき、曇り止め加工のもの。)
⑤長靴(安全タイプがベスト)踏み抜き対策の金属中敷きをご用意ください。
⑥帽子またはヘルメットを必ず着用する。(ヘルメット貸出あり)
⑦長袖、長ズボンを必ず着用する。
⑧泥のついた雨具・長靴を持ち帰るビニール袋。(バスで本部へ帰る場合)
⑨弁当、水筒(作業出発前に各自用意。作業場所周辺にコンビニなどはありません)
 作業中は暑く、かなり汗をかきます。

2.心得
①依頼主のお手伝いが基本。「出来ること」と「出来ないこと」もある。
②物見遊山ではない。写真を撮るにもTPOを考える。基本的に作業中の撮影は不可です。
③被災された方の気持ちやペースにあわせる。
④家財はゴミではない。取り扱いに配慮する。
⑤話を聞くことも大切。

3.現場に着いたら
①班長の指示に従う。
②あいさつは忘れずに。
③ガレキやヘドロ等の片付けの際は、釘や硝子みに注意する。
④換気のとれない場所(例:井戸の中)には入らない。
⑤通路の確保(足場の整理)を最初に行う。
⑥無理をしない。休憩をしっかり取る。水分・塩分補給も。疲れてくると作業が雑になる。

<特に班長の仕事:下記事項を確認して、情報を班員と共有する。>

①班長は、依頼主に、作業内容の確認を行う。「出来ること」と「出来ないこと」もある。
 あくまでも人力での作業。(班長の判断)→作業チームで作業内容の共通理解。役割分担。
②家屋の状態を確認する。(倒壊等の危険はないか)
③余震もあるので、津波警報発令時の避難場所の確認を行う。
④トイレの場所の確認を行う。
⑤水が使えるか確認する。
⑥屋内作業の場合、土足であがっても良いかを確認する。
⑦持参した道具と依頼主の道具を確認しておく。
⑧車の止める場所の確認(なければ、現地域には、3カ所の駐車場所がある)
⑨満潮時に途中の経路が冠水する場合、満潮前後1時間の移動は避ける。
⑩雨天時の作業は、班長の判断で中止にする。
⑪班長は、作業完了を依頼主に確認(完了or継続)し、本部に連絡する。

4.ベースに戻ったとき
①道具を洗浄する。
②作業内容と状況(完了or継続)を報告する。
③もらい物は、本部に報告する。

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■災害ボランティアで写真撮影は注意しましょう!
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多くの皆さまがご理解いただいておりますが、今一度、注意喚起するために、
掲載させていただきます。被災地での写真撮影につきましては、十二分にご配
慮のほど、お願いいたします。
がれきの山にみえる景色でも、現地の皆さんにとっては、そこは「生活の場」で
あり、現実の「ふるさと」の姿なのです。上記のボランティアへの注意事項とと
もに、災害ボランティア参加者からいただいたご意見にもありましたように、作
業前に黙祷を捧げてから作業に当たるなど、心を落ち着かせて、現地での活動を
展開していただきたいと思います。

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■ボランティア定期便の運行状況
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
多くの皆さまがこの「ボランティア定期便」を利用して現地入りしています。
金曜日出発⇒日曜日帰着の「ボランティア定期便」にもまだ余裕がありますの
で、ぜひとも皆さんのお力を貸してください。

被災地と東京を結ぶ「ボランティア定期便」をご利用ください!

[ボランティア定期便]
6)6/3()6/5()   残りあと20
7)6/10()6/13()  残りあと40
※定期便を追加します(第7便)

[ボランティア定期便のお申し込み方法]
お申し込み先:災害ボランティア受付 shien@scout.or.jp

※災害ボランティアに登録がまだの方は、先にご登録のほどお願いいたします。
http://www.scout.or.jp/newtopics/110311earthquake/info_20110330volunteer.htm

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■被災地と東京を結ぶボランティア定期便の概要
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全国のスカウト関係者が現地で災害ボランティアを希望されることを支援する
ために、ボランティア定期便を開通させて、強力に人的支援を継続させていき
ます。このボランティア定期便は、空席状況によってはスカウト関係者以外の
方の利用にも対応していきます。

[現地での活動概要]
現地で展開される『泥かきプロジェクト』のボランティア派遣のために『ボラ
ンティア定期便』をバス運行します

●集合 出発日の8:00
●解散 到着日の20:00-21:00(道路状況によって変化します)
[集合場所]新・日本連盟ビル(東京都文京区本郷)
[活動場所]宮城県石巻市
[宿泊場所]石巻市内のボーイスカウト活動拠点
[食費等実費]2,000円(現地での食事等実費)当日徴収いたします。
※この食事は1日目の夕食~3日目の昼食までです。
[作業内容]学校や民家の泥かき(必要に応じ、被災物の搬出)、ゴミ出し、
町内清掃
■募集要項
[応募条件]
※原則として以下の条件に合致する方が参加できます
  ・心身ともに健康な20歳以上の男女
  ・被災者の立場にたって、被災者を助けようという心掛けを持つ方
  ・寝袋を持参し、防寒対策の出来る方
  ・泥かきにより汚れてもいい方
  ・お風呂に入れないなどの不自由にも耐えられる方
  ・出発場所(新・日本連盟ビル)まで来られる方
  ・必要な持ち物を持参出来る方
  ・現地のボランティアセンターなどの指揮の下で行動ができる方
[持ち物]
  ・出発日の昼食(どこで取るのかは当日の道路状況によりますので持参く
   ださい)
  ・寝袋
  ・マイカップ、食器、箸など
  ・水筒
  ・トイレットペーパー1巻(トイレのため、また埃で鼻水が出やすくな
   ります)
  ・ウェットティッシュ
  ・個人用救急用品
  ・雨具(100円のものは、作業をするとすぐ破けます。)
  ・手袋(水を通さないもの、厚手、耐油のビニール手袋)
  ・マスク(防塵タイプ)
  ・ゴーグル(ゴムバンドでしっかり固定でき、曇り止め加工のもの。)
  ・長靴(安全タイプがベスト)踏み抜き対策の金属中敷きをご用意ください。
  ・帽子またはヘルメットを必ず着用する。(ヘルメット貸出あり)
  ・長袖、長ズボンを必ず着用する。
  ・泥のついた雨具・長靴を持ち帰るビニール袋。(バスで本部へ帰る場合)
  ・懐中電灯(夜間の室内が暗いため)
  ・保険証のコピー

※参考【水害ボランティア作業マニュアル】
※当初、飲料水を滞在日数分持参としてご案内していましたが、状況が改善
 してきていますのでいますので、水筒をご持参ください。

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■日本連盟災害支援センターブログの記事より
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■【お願い】まだまだボランティアの手が必要です!ご協力お願いします!
実際に「泥かきプロジェクト」に10-15人で丸一日あたったとしても、一軒が終
わるか、終わらないか。それほど時間がかかります

■【連携】マガストアで日本連盟へのオンライン寄付ができるようになります!
電通の運営するデジタルマガジンサービス「マガストア」で雑誌の広告スペースに
ボーイスカウト日本連盟へのオンライン寄付ができるようになります!

■【生活】石巻でも資源ごみの回収が再開しました!
だんだんと、すこしずつインフラが回復していっています。

■【報告】韓国連盟からご寄贈のペットボトル水は気仙沼市大島へ配送!
シビックフォースのご協力で気仙沼・大島へ韓国連盟からの水が届けられました

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■災害活動支援金へのご寄付のお願い
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自らの身を投じて「ボランティア」と、誰かに思いを託する「寄付」は、社会
貢献の両輪です。どちらも自分で決めて「参加」します。

日本連盟災害支援センターでは、ボランティア定期便、現在も取り組みしている
「泥かきプロジェクト」に続いて、震災復興支援のための様々な支援プロジェク
トをこれからいくつも進めていきます。スカウトとしての技と心を磨いてきた私
たちだからこそできる継続的な支援というのが、きっとできるはずです。
そうした活動への支援のため、「活動支援金」への寄付をお願いいたします!

※なお、「被災地への義援金」「被災スカウト組織への見舞金」については、
従来通りにそれぞれの送金先宛てにお願いいたします。

JustGiving Japanのチャレンジサイトからクレジットカードで■
すでにできているJustGivingのチャレンジをつかってもクレジット募金できます

■郵便振替で■
東日本大震災支援募金を開始!※通信欄に「災害活動支援金」とご記入ください
郵便振替:00130-1-56119 公益財団法人ボーイスカウト日本連盟

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 ■ボーイスカウト日本連盟(SAJ)とは・・・・・
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
ボーイスカウトは世界161の国と地域、3000万人にも広がった世界最大級の青
少年運動です。
1907年にイギリスで誕生し、日本では、1922年(大正11年)に日本連盟が創設
されました。現在では、全国47都道府県に県連盟が設置され、日本連盟と一
体となって青少年の社会教育を全国で推進しております。
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******ともに進もう*******
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★東日本大震災の被災者支援のためのチャレンジにご協力お願いいたします!
ジャスト・ギビング★応援はこちらから http://justgiving.jp/c/1865 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
活動支援金募金を開始!※通信欄に「災害活動支援金」とご記入ください
郵便振替:00130-1-56119 公益財団法人ボーイスカウト日本連盟
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メールマガジン【日本連盟災害支援センターメールマガジン】Vol.

発行:[日本連盟災害支援センター情報チーム]
発行日:2011.5.20
災害支援センターブログ   http://blog.goo.ne.jp/saj_sc
災害支援センターツィッター http://twitter.com/#!/saj_sc
日本連盟公式サイト       http://www.scout.or.jp/
災害対策用Email       saigaitaisaku@scout.or.jp
災害ボランティア関係Email  shien@scout.or.jp

181-0015東京都三鷹市大沢4-11-10 Tel0422-31-5161 Fax0422-31-5162 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
※ 本メールは、日本連盟災害ボランティア登録の加盟員およびメルマガ購読を
お申込いただいた方、およびボーイスカウト日本連盟が、イベントや研究会等で
名刺交換などでご連絡先を頂戴した皆様にも、送信させていただいております。
もしご迷惑な場合がございましたら、saigaitaisaku@scout.or.jp まで、ご一報
ください。
※ またご関心のありそうな方へは、是非ご転送ください。ブログなどでの転載も
歓迎いたします。どうぞよろしくお願いします。

2011年5月19日木曜日

(参考)こどもわくわく隊第1回派遣のビデオ


こどもわくわく隊 第1回派遣のスライドビデオを紹介します。4月29日から5月5日の期間、2回に分けて、わくわく隊が被災地で子供たちを対象にした活動を行いました。


(上記が表示されない場合は、こちらをクリックして下さい。)

タオル輸送隊2便通信

 「こどもたちに笑顔を!」 

タオル搬送隊2便&4便・隊長松平@横浜115です。

きっかけはタイヤキ隊で入った現地の惨状。私に出来る事?月島の倉庫のタオルがあった。

当初乗員2名、前日になり乗員4名となった。全て未成年。原隊の許可&保護者の許可を条件に同行。一言。我々は見学者ではない。物資を積んでいる。物資を待っている人に届ける義務がある。(集めた人にも。)

未成年を同行させた事については賛否両論あると思う。でも、現地を見て、彼らが何かを感じてくれれば、私は満足。きっと彼らなら、何かを始める。

4月22日(金)~23日(土)

タオル&バスタオルを衣装ケースで25箱搬送しました。搬送先は、石巻6団関連2箇所で10箱、牡鹿半島避難所4箇所で15箱。

眼科さんは見た感じでは普通に見える。但し、道、道、道、に「がれき」。

湊田町の配給所

この一帯は水が2階ギリギリまで上がった所。1階がドロドロの状況。配給所にて相談したら、石巻6団の方がおられました。蟻坂団委員でした。そこからの話が早い。同じちかいをたてた仲間。物資を渡し、番号交換をして、後日の再開を約束した。三指敬礼で送り出しして頂いた。(格好よかった。)

そして牡鹿半島の避難所(4箇所) 詳細はスカウトたちのレポートに託す。



4/22(金)夜から4/24(日)未明のタオル搬送隊2便参加者からの声

関東地区ローバースカウトA


自分が今回、被災地に行ってまず気になったのは町中磯の香りでした。津波ていうの理解はしていたが、実感はしていませんでした。

1件目に救援物資を届けた場所は、遠くから見るだけなら、結構きれいでした。ですが近くで見ると1階にあった家具の残骸が近くに所狭しと積んでありました。ですがこの場所は海とは何キロも離れているいる場所で、まだましなところでした。ここら辺は2階が大丈夫で、みんな自分の家で暮らせていけるからです。

2件目の場所は1件目よりひどく家が崩れていたり、1階部分が柱を残してなくなっていたりしていました。その後にタオル配ったのは全部海沿いの高台でした。海から数百メートル離れたところでも差がかなりありました。見える景色一面瓦礫だけで、よくて家の左側が抉れていたり、かろうじで面影があるところでした。家の屋根だけ地面に置かれているところもよくありました。でもほんの少し高台に行くだけで被害が全然違いました。

家も全壊しているのはなく少し壁がなくなっている程度でした。非難所について:物資を受け取る人としたきちんと会ってはいないが、物資集積所のリーダー年をとっているひとが多くて大学生とかの若い人は見かけませんでした。

関東地区ローバースカウトB

私は4月23日から24日にかけて、被災地に直接物資を届けるという手伝いをしました。主な物資はタオルや子供向けの絵本や玩具である。また、地域は石巻から牡鹿半島だった。3月11日の大震災以来、毎日TVで放送されている被災地に赴くことができたのは、自分の考え方を変えるよい経験になったと思っている。

まず、現地石巻に到着して目に飛び込んだのは家財の山であった。津波で使えなくなった家財が町のあらゆるところにに山のように高く盛りあげられていた。そして車から降りた瞬間には生臭い異臭。これもすべてが生みに浸かったというまぎれもない津波の傷跡であった。

これらの現状は「今自分が立っているのは数ヶ月前に大災害にあった土地」という認識を強め、その風景には宮城が津波に飲み込まれるTV中継の恐怖も再び思い出した。石巻から牡鹿半島へ向かう途中も悲惨な状況だった。

大きな国道沿いもほとんどの建築物が半壊、もしくは全壊していた。港町に至っては船も反転し、家も殆どが全壊であり、いまだ遺体捜索を行っていた。3月11から一ヶ月以上たち、ある程度の片付けは進んでいるのだろうかと考えていた私は、鳩が豆鉄砲を食らったようだった。

しかし被災地での印象はこの惨状だけではなかった。現地でタオルを配っていくと、被災者の方たちはが協力して生活しあっているのを何度もみかけることができた。家も服も全て流され、いまだに大きな余震もくるような土地。また大津波や大地震がきたらひとたまりもないであろう土地で、被災者の方たちは強く結束しながら生きているように見えた。自分が家族も家も全て流された・・・と思うとここまで気丈でいられるかどうか分からない。また途中途中みかけたあの笑顔も、自分だったら無理かもしれないと思った。

この惨状に対し、この被災者の方達の強さ。宮城ではこれらを目の当たりにして、微力ではあるが自分に出来ることはなんでも、もっとたくさんしていきたいと感じた。そして数年後には被災地ではなく、行楽地として宮城へ赴き、現地でスカウトキャンプを行い、もっとたくさんの笑顔をこの目で見たいとつよく感じた。



関東地区ローバースカウトC

3月11日、地震が発生し、日本中の生活が一気に通常から異常に変わった。テレビでは常に被災地の映像が流れ、まるで映画のような世界を、映画やドラマのようにただ見つめるしか出来なかった。

しかし今回被災地に入り、その惨状さを肌で感じた。少しずつ瓦礫が増えていき、道が水没していたり、車がプールに入っている姿を見ていき、ついには家と思われる柱だらけになっていった。けれど私は特に怖いだとか、不安になったりはしなかった。

1番怖いと感じたのは、帰宅後、お風呂に入ろうとした時だった。いきなり今さっきまで平気で直視出来ていた被災地の情景がまぶたの裏に出てきては消え、ぞっとするような肌寒さを感じた。今思うと、あまりの悲惨に、私は、現実として受け入れることができていなかったのだ。

日常、頼もしく感じている消防車さえもぐちゃぐちゃにされているという現実を、私は車の中から眺めながら、アトラクションのように感じていたのだろうし、そうしなくてはあまりにも衝撃的で、耐えられなかったのだろう。そして、私が現実を受け入れることができなかったもう1つの大きな理由は、現地の方々の気丈さ、普通さもあると思う。

テレビ等でもよく言われているが、現地の方々は文句1ツ、嫌味1つ私たちにかけることなかった。むしろ、遠くからよく来たね、大変ね、気をつけて、だなんて逆にこっちが心配されて、拍子抜けしてしまった。どうしてそんなに強いのだろう?と思っていた私に、赤十字のテントを建てた避難所の中の1人、女性の方が、「生きていられるのだから、家がなくなってもなんとかなる」と言ってきた。本当は苦しいだろうに、それでも平気そううにハッキリと、彼女に言わせた何かを知りたいと思った。残念ながら今回は時間がなくて彼女からもっと話を聞くことはできなかったが、次また会う機会を何とかしてつかみたいと思う。

今回、石巻に行って、私は今の自分が抱いている悩みのちっぽけさを感じた。そして、私たちが今1番何をすべきかを考えた時、「命を無駄にしないこと」だと強く思った、1分1秒、というと少しおおげさかもしれないが、毎日を大切に生きること、今日を生きられることがあたりまえではないことを自覚すること、これこそをが私たちがやるべきことだと確信した。




2011年5月18日水曜日

(参考)県央わくわく隊へのメッセージ

(県央地区の宮城県石巻を中とした「こどもわくわく隊」の活動報告に対して、横浜南央地区の災害支援チーム・リーダーからのメッセージ内容を転載します。チーム・リーダー自身、被災地における「たい焼き隊」奉仕の第3陣を今週末の5月14&15日に予定しています。)


こどもわくわく隊さま

たくさんの写真を見せて頂き、懐かしく感じました。

お陰さまで、我が「スカウトたい焼き隊」は、1~2陣が終了し、合計1,725枚を焼き上げ同数の笑顔を頂き、今は感無量です。民間の個人や団体からの資金援助もあり、今後も続投の予定です。

「たい焼き隊」は、「日本連盟」の設置した「石巻ベース」を終始利用させて頂き、お力添えを得たことが出来たことから、困難なミッションを無事に終了することが出来き感謝しています。思えば、今、世界のスカウト関係者は、東日本のかってない「難局」に日本のスカウトがどう対応しているかに注目すると共に支援の輪も広げています。ありがたいと思います。



「日本連盟」におかれましても、いち早く「石巻ベース」を立ち上げ、復興へ向けた支援体制を築かれたことは素晴らしいと思います。今、見るに「石巻ベース」に集るスカウト関係者の活動は「泥かき」がメインになっています。現地のニーズから考えると適切な判断と思います。

しかし、被災地の人々にも生活があります。「救出・救護」に加え「飲食」、「心のケア」なども同時に進行する必要があります。「スカウトたい焼き隊」は、多くの他団体が既に行っていた「飲食」に加え「心のケア」も含めた活動となり、多くの笑顔を頂きました。



さて、被災地となった「東日本」で、「ボーイスカウト」がその特性を生かした活動として行うべき「プログラム」の真髄は、今回の県央地区が主催された「ワクワク隊」ではないかと思います。「ワクワク隊」には、「中越沖地震」の際、柏崎等で活動した実績があります。また「中越地震」では、支援活動を行う中で「被災地」のニーズの把握を行ってきた結果とも思います。


考えてみれば、日ごろから私達がスカウト活動で行っている「ラリー」や「祭」の延長を被災地に持ち込んだだけで、資機材やスキル等の問題はありません。問題は、「遠隔地」であり、「被災地」であることです。しかし、「ワクワク隊」は、見事にこの問題をクリアし一早く展開されました。



願わくば、こうした「ノウハウ」を「マニュアル化」して、スカウト仲間に公開して欲しいと思います。また、「遠隔地」に各チームが、一々資機材を持ち込むということは無駄になります。そこで、テント、テーブル、椅子、ノボリ、炊具、ゲーム材料、各種消耗品等を、「ベース」にテントを張り「共用品」としてリスト化したうえで保管し、貸し出しできないかと思います。写真の背景にあったように、被災地はまだまだ手付かず状態で息の長い支援が望まれます。今後、増えるであろう「後続スカウト」のためご一考をお願いします。

出来れば、「災害支援委員会」が中心となり、神奈川のスカウト関係者を集め「サーポートセンター」辺りで発表会が出来れば「ボーイスカウト」の素晴らしさをアピールできる良い機会と思います。

ご苦労様でした。

■■■■ 鈴木幸一(赤十字救急法指導員・ボーイスカウト・防災士)
■■■■ 神奈川災害ボランティアステーション主宰

2011年5月14日土曜日

【日連】災害対策センターメールマガジンVol.8

日本連盟の活動に深くご理解とご協力をいただきまして、感謝申し上げます。

震災後2か月を経過して、災害ボランティアとして現地にはいっていただいた
方ものべ1000名を突破しています。実際にいっていただいた方にはおわかりだ
と思いますが、おおよそ1件の家を泥かきにあたるとして10-15人ぐらいでかか
っても、1日で終わるか、終わらないかです。まだまだボランティアの「手」が
必要です。日本連盟災害支援センターでは引き続き現地のニーズを伺いながら、
被災地と東京を結ぶ「ボランティア定期便」や「泥かきプロジェクト」に加え
て、新しいプロジェクトも検討中です。
引き続きのご支援のほど、どうぞよろしくお願いたします。

【転載歓迎!
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      【日本連盟災害支援センターメールマガジン】
     ~新しいプロジェクトを検討中です! Vol.8

◆━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◆
******ともに進もう*******

このメルマガでは、できる限り、災害支援についてのホットな情報をお届けして
いきます。

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■新しいプロジェクトを検討しています!
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ブログでも再三、ご紹介いたしておりますが、支援ニーズは刻々と変化します。

連休を越えてから、いままでボランティア要請の少なかった地域や、県外ボラ
ンティアは受け入れていなかった災害ボランティアセンターでも、ボランティ
ア要求が高まってきています。特に梅雨入りするまでに、どれぐらいまで対応
していくかが問われています。

また「善意」で支援を贈ろうとしても、当該連盟の事務を今しばらく日本連盟
が代行しておりますように、送っていただいたことで負担をおかけすることに
なってしまってはいけないと思っております。

そして地域でコミュニティを再生して「地域力」を高めていくことも復興の中
で大切な要素です。

こうしたことを加味して、地域のニーズを伺いながら、必要な支援を継続して
まいりたいと思います。長い支援とは、いつも忘れないで、心に寄り添って「
ともに進もう」とすることです。そうしたことを支援する新しいプロジェクト
を調整中ですので、決まりましたら、またお知らせさせていただきます。

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■被災地と東京を結ぶ「ボランティア定期便」をご利用ください!
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すでに本日出発した第4便までで多くの方に現地に入っていただきました。
金曜日出発⇒日曜日帰着の「ボランティア定期便」にもまだ余裕がありますの
で、ぜひとも皆さんのお力を貸してください。

また、第6便も運行を決定いたしました!

[ボランティア定期便]
5)5/20()5/22() 残りあと20
6)6/3()6/5()   残りあと25

[ボランティア定期便のお申し込み方法]
お申し込み先:災害ボランティア受付 shien@scout.or.jp

※災害ボランティアに登録がまだの方は、先にご登録のほどお願いいたします。
http://www.scout.or.jp/newtopics/110311earthquake/info_20110330volunteer.htm

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■被災地と東京を結ぶボランティア定期便の概要
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全国のスカウト関係者が現地で災害ボランティアを希望されることを支援する
ために、ボランティア定期便を開通させて、強力に人的支援を継続させていき
ます。

[現地での活動概要]
現地で展開される『泥かきプロジェクト』のボランティア派遣のために『ボラ
ンティア定期便』をバス運行します

●集合 出発日の8:00
●解散 到着日の20:00-21:00(道路状況によって変化します)
[集合場所]新・日本連盟ビル(東京都文京区本郷)
[活動場所]宮城県石巻市
[宿泊場所]石巻市内のボーイスカウト活動拠点
[食費等実費]2,000円(現地での食事等実費)当日徴収いたします。
※この食事は1日目の夕食~3日目の昼食までです。
[作業内容]学校や民家の泥かき(必要に応じ、被災物の搬出)、ゴミ出し、
町内清掃
■募集要項
[応募条件]
※原則として以下の条件に合致する方が参加できます
  ・心身ともに健康な20歳以上の男女
  ・被災者の立場にたって、被災者を助けようという心掛けを持つ方
  ・寝袋を持参し、防寒対策の出来る方
  ・泥かきにより汚れてもいい方
  ・お風呂に入れないなどの不自由にも耐えられる方
  ・出発場所(新・日本連盟ビル)まで来られる方
  ・必要な持ち物を持参出来る方
  ・現地のボランティアセンターなどの指揮の下で行動ができる方
[持ち物]
  ・出発日の昼食(どこで取るのかは当日の道路状況によりますので持参く
   ださい)
  ・寝袋
  ・マイカップ、食器、箸など
  ・水筒
  ・トイレットペーパー1巻(トイレのため、また埃で鼻水が出やすくな
   ります)
  ・ウェットティッシュ
  ・個人用救急用品
  ・マスク(泥が乾いているため、被災地が埃っぽくなっています)
  ・ゴーグル(泥が跳ねるのでご用意ください)
  ・長靴
  ・ゴム手袋
  ・レインウェア上下(汚泥のため大変汚れます)
  ・懐中電灯(夜間の室内が暗いため)
  ・保険証のコピー
※参考【水害ボランティア作業マニュアル】
※当初、飲料水を滞在日数分持参としてご案内していましたが、状況が改善
 してきていますのでいますので、水筒をご持参ください。

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■災害ボランティアは単なる作業ではありません
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災害ボランティアにいかれた方は充分におわかりいただいていると思いますが、
ここでのボランティアはただ単に、壊れた家を直したり、掃除したりしている
だけではありません。

汚れてしまった品物、しかし大切な思い出の詰まった品物を整理して、泥かき
しながら、悲しみ、苦しんでいる人の気持ちに寄り添っています。そうやって
いるうちにおたがいの絆ができてきます。

ある方はこういうことを教えていただきました。
「避難所で、『絶望とはこういうものだったのか、と知りました』と肩を落と
していた方が、その後でこんなことを話してくださったんです。『若い人がこ
うして力になってくれる、そっと寄り添ってくれる。人生はやっぱり捨てたも
のじゃないですね』と。災害支援の泥かきにいって、そこに息づいている人の
ことを感じ取って、人の悲しみに触れて、また自分でできることをもっとやろ
うと思いなおす。ともに進もうと絆は深まっていきます。

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■日本連盟災害支援センターブログの記事より
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■【感謝】1,000名を超えました!災害ボランティア
震災から2か月を迎え、日本連盟災害ボランティアも連続40日、のべ1000名を突
破しました。

■【感謝】物資のご提供をいただきました。
インスタントラーメンをご寄贈いただきましたので、石巻ベースで活用させて
いただきます。

■【情報】岩手連盟内宮理事長より情報ご提供いただきました
岩手県はまだボランティアを受け入れる体制が充分に整っておりません


■【情報】岩手連盟「東日本大災害支援ニュース3号」より(抜粋)
被災地での団活動が再開しつつあります!

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■災害活動支援金へのご寄付のお願い
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
自らの身を投じて「ボランティア」と、誰かに思いを託する「寄付」は、社会
貢献の両輪です。どちらも自分で決めて「参加」します。

日本連盟災害支援センターでは、ボランティア定期便、現在も取り組みしている
「泥かきプロジェクト」に続いて、震災復興支援のための様々な支援プロジェク
トをこれからいくつも進めていきます。スカウトとしての技と心を磨いてきた私
たちだからこそできる継続的な支援というのが、きっとできるはずです。
そうした活動への支援のため、「活動支援金」への寄付をお願いいたします!

※なお、「被災地への義援金」「被災スカウト組織への見舞金」については、
従来通りにそれぞれの送金先宛てにお願いいたします。

JustGiving Japanのチャレンジサイトからクレジットカードで■
すでにできているJustGivingのチャレンジをつかってもクレジット募金できます

■郵便振替で■
東日本大震災支援募金を開始!※通信欄に「災害活動支援金」とご記入ください
郵便振替:00130-1-56119 公益財団法人ボーイスカウト日本連盟

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 ■ボーイスカウト日本連盟(SAJ)とは・・・・・
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ボーイスカウトは世界161の国と地域、3000万人にも広がった世界最大級の青
年運動です。
1907年にイギリスで誕生し、日本では、1922年(大正11年)に日本連盟が創設
されました。現在では、全国47都道府県に県連盟が設置され、日本連盟と一
体となって青少年の社会教育を全国で推進しております。
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******ともに進もう*******
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★東日本大震災の被災者支援のためのチャレンジにご協力お願いいたします!
ジャスト・ギビング★応援はこちらから http://justgiving.jp/c/1865 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
活動支援金募金を開始!※通信欄に「災害活動支援金」とご記入ください
郵便振替:00130-1-56119 公益財団法人ボーイスカウト日本連盟
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【日本連盟災害支援センターメールマガジン】Vol.8~新しいプロジェクトを検討中です!

発行:[日本連盟災害支援センター情報チーム]
発行日:2011.5.13
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災害対策用Email       saigaitaisaku@scout.or.jp
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181-0015東京都三鷹市大沢4-11-10 Tel0422-31-5161 Fax0422-31-5162 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
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お申込いただいた方、およびボーイスカウト日本連盟が、イベントや研究会等で
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歓迎いたします。どうぞよろしくお願いします。