2011年5月4日水曜日

【日連】災害支援センターメールマガジン Vol.5

日本連盟の活動に深くご理解とご協力をいただきまして、感謝申し上げます。

いよいよ「ボランティア定期便」も第2便がスタートしました。また連休中を
利用して各地で個人、各団、地区、県連盟などで様々な支援活動が展開されて
います。「ともに進もう」を胸に、それぞれの立場でできることを進めていき
ましょう。

【転載歓迎!
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      【日本連盟災害支援センターメールマガジン】
      ~引き続きボランティア定期便募集中 Vol.5

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******ともに進もう*******

このメルマガでは、できる限り、災害支援についてのホットな情報をお届けして
いきます。

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■引き続き「ボランティア定期便」を受付中です!
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継続的な取り組みのなかで、5月連休以降の取り組みについては一層、その真価
が問われると思います。宮城県石巻での災害ボランティアを支援するために、
日本連盟災害支援センター(以下、センター)では、東京から被災地へのボラン
ティアパスを走らせております。この「ボランティア定期便」は先着順ですの
で、お申し込みはお早めに!!(空席がある場合は、他団体などへ交通利用の
みで提供を行う予定)

[現況]

3)5/6()5/8() のこりあと10
4)5/13()5/15()のこりあと30
5)5/20()5/22()のこりあと30

[ボランティア定期便のお申し込み方法]
お申し込み先:災害ボランティア受付 shien@scout.or.jp

※災害ボランティアに登録がまだの方は、先にご登録のほどお願いいたします。
http://www.scout.or.jp/newtopics/110311earthquake/info_20110330volunteer.htm

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■被災地と東京を結ぶボランティア定期便の概要
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全国のスカウト関係者が現地で災害ボランティアを希望されることを支援する
ために、ボランティア定期便を開通させて、強力に人的支援を継続させていき
ます。

[現地での活動概要]
現地で展開される『泥かきプロジェクト』のボランティア派遣のために『ボラ
ンティア定期便』をバス運行します

●集合 出発日の8:00
●解散 到着日の20:00-21:00
(道路状況によって変化します)
[集合場所]新・日本連盟ビル(東京都文京区本郷)
[活動場所]宮城県石巻市
[宿泊場所]石巻市内のボーイスカウト活動拠点
[食費等実費]2,000円(現地での食事等実費)当日徴収いたします。
※この食事は1日目の夕食~3日目の昼食までです。
[作業内容]学校や民家の泥かき(必要に応じ、被災物の搬出)、ゴミ出し、
町内清掃
■募集要項
[応募条件]
※原則として以下の条件に合致する方が参加できます
  ・心身ともに健康な20歳以上の男女
  ・被災者の立場にたって、被災者を助けようという心掛けを持つ方
  ・寝袋を持参し、防寒対策の出来る方
  ・泥かきにより汚れてもいい方
  ・お風呂に入れないなどの不自由にも耐えられる方
  ・出発場所(新・日本連盟ビル)まで来られる方
  ・必要な持ち物を持参出来る方
  ・現地のボランティアセンターなどの指揮の下で行動ができる方
[持ち物]
  ・出発日の昼食(どこで取るのかは当日の道路状況によりますので持参ください)
  ・寝袋
  ・飲み物(滞在日数分)
   ※水道水は出ますが、ペットボトルの飲料等はありません。
   ※体を使う作業であることを考慮ください。
  ・トイレットペーパー1巻(トイレのため、また埃で鼻水が出やすくなります)
  ・マスク(泥が乾いているため、被災地が埃っぽくなっています)
  ・長靴
  ・ゴム手袋
  ・レインウェア上下(汚泥のため大変汚れます)
  ・懐中電灯(夜間の室内が暗いため)
  ・ゴーグル(あれば便利です)
  ・保険証のコピー
※参考【水害ボランティア作業マニュアル】

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■現地に赴かれたボランティアの声より
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震災直後から赤十字ボランティアなどでも現地で対応いただいた鈴木幸一さん
(神奈川連盟横浜第96団)から、石巻での災害ボランティアに参加してのコメ
ントをお寄せいただきました。鈴木さんは、石巻のボーイスカウト拠点として
独自に用意をされた「鯛焼き」の機材と材料を持って、石巻市内の避難所を回
っていただきました。以下、鈴木さんのコメントからの抜粋です。

311日に発生した「東日本大震災」は、人類にとって未曾有の多大災害となり
ました。当初、赤十字ボランティアとして「石巻赤十字病院」に派遣され、5
間ほど奉仕しましたが、小学二年生のお子さんの安否を求める父親から相談を
受けるなど、ことの重大性を感じました。その後、「日赤心のケア調査チーム」
にも奉仕し被災地全体の惨状を知るにつけ、スカウトとしての心を動かされま
した。
その後、「スカウトたい焼き隊」を編成し、石巻市内での活動を行いました。
「たい焼き」は日常活動でも行っていたことから「被災地」の心のケアに活かそ
うと、指導者有志とともに現地入りしましたが、各所で「被災以来、始めて甘
いものを口にした。」や「美味しいたい焼きありがとう。」などの言葉を頂き、
お役に立てたのではと思っています。

石巻の活動拠点は、泥かきを主体に行っていますが、鈴木さんのように独自の
準備をされて参加されている方もいます。

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■災害ボランティアに行かれた後の対応につきまして
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テレビで報道されている以上の悲惨な状況を目の当たりにして大きな衝撃が
心に残ることは、誰にでも発生することです。ボランティアだけでなく、救
援救助にあたられるプロの方々でもこの問題は取り組みをされています。

大きな心理的影響に加えて、自分たちが何もできなかったという無力感や自責
の年にかられてしまう「惨事ストレス対策」として、自分自身で、取り組みで
きることがありますので。ご紹介します。

1)休息  ⇒大切な人との時間を持ち、十分な休養を取る
2)気分転換 ⇒運動や趣味の時間を積極的に持つ
3)語る ⇒信頼できる人に体験を分かち合うことが役に立つ場合もある

多くは周囲のサポートや気分転換の方法を上手に使いながら回復します。

1)労い ⇒お疲れさまでした。そして仕事をカバーしてくれた方に対しても
2)休息 ⇒身体と心を休めるように、
3)見守り ⇒ 休み明けの言動は、普段と違いがないか観察
4)日常を回復する ⇒いつも通りのあいさつ、さりげない声かけ

※参考:「惨事ストレス対策」
~日本トラウマティック・ストレス学会:大震災支援情報サイト~

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■日本連盟災害支援センターブログの記事より
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■支援活動に共鳴していただいている企業様からお申し出をいただいております
企業の方から、支援物資やサービスについての具体的な打診がありました

Go Forward into the future!につきまして
ボーイスカウト運動の創始者、ベーデン・パウエル卿の言葉から得たもので
「未来を目指して突き進んでいこう」との意味合いです。
1
■世界スカウト機構ルック パニソード事務総長からのメッセージ
日本のスカウトと、国民の皆さんのことは、いつも私たちの心と祈りの中に
あります。信念と勇気を持ち続けてください。

GW中の災害ボランティアはむやみに出かけていっても受け入れされません
災害ボランティアセンターの86%がボランティア受け入れを制限しています

■石巻ベースを移転完了しました!
塩竃、石巻専修大学と移ってきた日本連盟の災害ボランティア拠点ですが
水押球場に移転しました

■韓国スカウト連盟より海を越えてミネラルウォーター10万本寄贈いただきました!
コモンズ、シビックフォースの協力で被災地に配布させていただきました

■義援金 見舞金 災害活動支援金の口座情報
さまざまな募金への寄付をご協力お願いいたします

■ジャストギビングに挑戦するボーイスカウト
クレジットカードで募金できるジャストギビング

■ジャストギビングであなた発のチャリティ・プログラムしませんか?
誰でもつくることができる、チャリティプログラムです。

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■災害支援センターの東京地域ボランティア&英語対応ボランティア募集!
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すでに募集を行っている現地災害ボランティアに続いて、主として東京地域で
活動していただくボランティアの方を募集いたします。

[募集内容]
コーディネーター(東京)
情報チーム(東京・平日昼間)
情報チーム(東京・平日夜)
情報チーム(東京・休日)
※当面、募集を行う種類から選択をお願いいたします。
応募多数の場合には、調整させていただく場合がございます。

◆東京地域ボランティアのご応募はこちらから(携帯電話からでも可能です)

[募集内容]
英語対応ボランティア(東京・平日)
※応募多数の場合には、調整させていただく場合がございます。

[この件についてのお問い合わせは]
ボーイスカウト日本連盟災害対策室 
TEL.0422-31-5161 FAX.0422-31-5162


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■災害活動支援金へのご寄付のお願い
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日本連盟災害支援センターでは、ボランティア定期便、現在も取り組みしている
「泥かきプロジェクト」に続いて、震災復興支援のための様々な支援プロジェク
トをこれからいくつも進めていきます。スカウトとしての技と心を磨いてきた私
たちだからこそできる継続的な支援というのが、きっとできるはずです。
そうした活動への支援のため、「活動支援金」への寄付をお願いいたします!

※なお、「被災地への義援金」「被災スカウト組織への見舞金」については、
従来通りにそれぞれの送金先宛てにお願いいたします。

JustGiving Japanのチャレンジサイトからクレジットカードで■
すでにできているJustGivingのチャレンジをつかってもクレジット募金できます

■郵便振替で■
東日本大震災支援募金を開始!※通信欄に「災害活動支援金」とご記入ください
郵便振替:00130-1-56119 公益財団法人ボーイスカウト日本連盟

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 ■ボーイスカウト日本連盟(SAJ)とは・・・・・
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ボーイスカウトは世界161の国と地域、2800万人にも広がった世界最大級の青
年運動です。
1907年にイギリスで誕生し、日本では、1922年(大正11年)に日本連盟が創設
されました。現在では、全国47都道府県に県連盟が設置され、日本連盟と一
体となって青少年の社会教育を全国で推進しております。
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******ともに進もう*******
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★東日本大震災の被災者支援のためのチャレンジにご協力お願いいたします!
ジャスト・ギビング★応援はこちらから http://justgiving.jp/c/1865
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活動支援金募金を開始!※通信欄に「災害活動支援金」とご記入ください
郵便振替:00130-1-56119 公益財団法人ボーイスカウト日本連盟
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メールマガジン【日本連盟災害支援センターメールマガジン】Vol.

発行:[日本連盟災害支援センター情報チーム]
発行日:2011.5.3
災害支援センターブログ  http://blog.goo.ne.jp/saj_sc
災害支援センターツィッターhttp://twitter.com/#!/saj_sc
日本連盟公式サイト      http://www.scout.or.jp/
災害対策用Email  saigaitaisaku@scout.or.jp

181-0015東京都三鷹市大沢4-11-10 Tel0422-31-5161 Fax0422-31-5162
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※ 本メールは、日本連盟災害ボランティア登録の加盟員およびメルマガ購読を
お申込いただいた方、およびボーイスカウト日本連盟が、イベントや研究会等で
名刺交換などでご連絡先を頂戴した皆様にも、送信させていただいております。
もしご迷惑な場合がございましたら、saigaitaisaku@scout.or.jp まで、ご一報
ください。
※ またご関心のありそうな方へは、是非ご転送ください。ブログなどでの転載も
歓迎いたします。どうぞよろしくお願いします。

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