災害支援チーム 砂川 敏三
実施日:平成23年6月29日(水)~30日(木) 一泊二日
参加者:23団須藤、31団大津、87団鈴木令子、93団平山、96団鈴木幸一、116団宮崎
116団砂川 、合計7名。 車両提供 大津、鈴木幸一両氏の2台。
目 的:災害支援活動は今後長期にわたる事や、夏休み期間中にスカウト達が被災地に入りボランティア活動を行う動向が覗える事から、特に高校生年齢が安全に効果的な活動が出来る環境や現地のニーズなどについて調査する。
過日合同フォーラムで中橋氏(宮城県連理事)からご紹介を頂いた石巻災害復興支援協議会の大丸専務理事(スカウト関係者)へのお見舞いを兼ねて現地踏査を行う。
* これに先立ち鈴木幸一さんが現地までの高速料金が免除される災害支援車両の手続きをして頂き横浜新道以外の高速道路は往復無料となる。
* また、大丸氏からダニやハエが大量発生して苦しんでいる件や夏物衣服の不足を伺い、殺虫剤やTシャツを買い求め持参した。
* 宮崎さんの奥様が厚意で準備した日用品多数を南三陸町の避難所へお届けした。
6月29日
6:30am横浜新道料金所を出発、指定ルート東名~首都高~東北道にて午後2:15分に専修大学5号館の同協議会に到着。現在もテント村が出来ており大勢のボランティアが活動されている。大丸氏に面会、現状と今後の支援のあり方などについてお話を伺う。
現在はニーズに従い
1:復興マインド 6:マッドバスターズ(ドロかき出し)
2:メディカル 7:漁業支援 11:生活支援
3:移送(送迎サポート) 8:心のケア
4:リラクゼーション 9:キッズ
5:炊き出し 10:ダニバスターズ
以上の様に分類されてボランティアの受付を行っていた。
現在は日連の活動拠点は一時閉鎖されているが、再開後は組織としての活動を進める為には日連からの情報や活動内容に従って現地に入る事を奨められた。
特に被災地での活動がVS年齢まで拡大される事になるので、安全面や精神面などを考慮し、今後南央地区から派遣する場合は日連ルートが良いと実感した。
3:30分同協議会から閉鎖中ではあったが場所の確認のため日連の活動本部テントへ移動。偶然か石巻第6団副団委員長、石巻地区委員長菅野五郎氏がおられ、テント内部を見学する事ができた。専修大学から川を挟んで向かい側にあり、すぐ裏側では避難所の建設が進められていた。(野球場) 水は野球場から引かれている。大型テントには20~30人は宿泊できる。ドームテントも準備されている。滋賀県のリーダー2名が4~5日の予定でボランティア活動されていた。
4:20分鈴木幸一さんの案内で近隣被災地を視察し仙台市内へ移動。各料金所での渋滞で予定を過ぎて宿泊所へ。30日の活動予定について打ち合わせ。
6月30日
*宮崎、平山、鈴木(令)、大津チームは南三陸町方面へ
1:南三陸町ボランティアセンター 作業内容等についてヒヤリング
2:南三陸町仮設役場 避難所状況ヒヤリング
3:避難所 志津川自然の家 生活支援物資の引渡し、避難所状況ヒヤリング
4:神割崎キャンプ場 支援拠点視察
5:町災害対策本部支援物資担当 生活支援物資預託
* 鈴木(幸)、須藤、砂川は石巻市立鹿妻保育所へ
鈴木(幸)さんの鯛焼きプロジェクトのお手伝いを行う。約200個のプレゼントが出来た。
この保育所でもハエの異常発生には大変苦慮されていた。
活動予定を全て終わり3:00石巻から帰路。
須藤さんは石巻駅からJRにて福島へ移動。JR事情について調査された。
以上の事を踏まえ、地区災害支援チーム会議やユース特別委員会との連携を図り、現地で災害支援活動を目指すスカウトや指導者に適切な情報を提供し、安全に長期的、継続的な支援活動を進めたいと思う。
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