2011年3月21日月曜日

被災地現地からの報告

横浜87団BS副長の長草さんが、仙台で震災に遭遇され、被災地で活動をしています。現地からの連絡内容をここに掲載させて頂きました。

-----Original Message-----
Sent: Friday, March 18, 2011 7:07 PM
お世話になります。 長草@BS隊(岩手金ヶ崎町にて)です。
(長文、乱文ご容赦ください)

日頃からのご支援、また今震災への募金活動等支援活動へのご尽力ありがとうございます。

私は震災の当日仕事で仙台の中心地におり250人が参加する会議をしておりました。そのあと4日間に及び仙台の市街地や非難所にて被災した大勢の人、自分も被災者であるはずなのに、支援頂いている大勢のボランティの方々が必至で活動しており、まずは目の前の災難に対し何とか身を
守り、また家族や親せき、友の安否を確認しようとしていました。

地震の直後には猛吹雪となり一瞬で町が真っ白になりものすごい寒さの中で毛布も不足しライフラインも止まり町から脱出することもままならず仙台の町を情報を得るために人々が右往左往する様は悲惨なものでした。当然携帯電話も電気が無く役に立たず。非難所も満員で入れない人々は壊れたアーケードやビルのエントランスに身を置き真っ暗な中で雪と風をしのいでおりました。

翌日の夜中に電気が通じテレビで沿岸の津波の情報が入り原発の事故が発生したことを知り、先の事また家族や友人の事などが気にかかりました。

これは沿岸の方々は私の比ではないぐらいの事です。支援物資が届くまで3日といわれていましたが3日経つと現地では備蓄も底を尽き、食事も満足に入手できず燃料も無くなるといった状況になってきました。

津波で何もかもを失った人たちの大変さは想像を絶します。私は月曜夜に何とか岩手に戻り、家族とも連絡が取れましたので、今週一週間、県に依頼する支援物資の整理発送をずっとずっと行なってきました"少しでも早くたくさん非難所に届けよう"を合言葉にトラックからトラックへたくさんの段ボール箱の積み下ろしをしていました。それも本日底をつきました。私の会社の従業員も実家で家族が被災しなかなか安否確認ができずにいます。単身者で家族が無事な者はみんなでこの作業に当たっています。

多くの物資がじきに各地に届くとの情報も入りようやくかといった感じです。今、スカウトのみなさんの呼びかけがものすごく大きな励ましにもなると思います。寒い中ですがもっともっと寒い東北に困っている人々がたくさんおります毎日雪が降る中頑張っている人たちがおります。なにとぞよろしくお願いいたします。
-----Original Message-----
Sent: Friday, March 18, 2011 9:35 PM
三指  

今回の震災は日本中に大きな被害が及んでおりこと原発の事故に至った事で一つ間違えれば日本が壊滅するほどの危機と感じています。

今後万が一にも駿河湾や東海地震といった事態も考えるとその中でどのように行動したら良いかインフラが壊れた時、最後には人と人のつながりなのだと痛感させられました。

日頃のスカウト活動で得られる経験が知恵となり如何な時も役に立つ事と信じて止みません。私もバーナーやランタンをありがたく活用しています。行事やキャンプで経験したことが日に役だっています。感謝です。

スカウト活動で知り合えた皆様の熱いご支援に感謝いたします。私も微力ながらこちらで自分のできることで支援をしていきます。

弥栄

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