現地での活動報告を転載します。名前は、苗字のみに修正させて頂いています。
Sent: Tuesday, March 29, 2011 10:47 PM
Subject: 災害支援等に関するプログラム
鈴木です。
報告します。
一昨日、日本赤十字社の「こころのケア班」ボランティアドライバーとして、4泊5日の活動を終え帰宅しました。被災地では関係する赤十字県支部、行政、避難所等をくまなく回りました。
「赤十字」ですから、どこでもフリーパスで、私自身、被災地全体の把握がかなり出来たと思います。記録写真も撮り続けました。
一番感じたことは、各避難所では、被災者向け「お湯」の確保に苦慮しています。加えて乳幼児を持つ母親に対する支援の必要性です。勿論、高齢者や障害者、肉親を失った人々へのフォローなど、なすべきことは山積しています。
そのために、各部署では「ボランティア」を募集して居ます。宿泊を伴う活動は、被災地の負担になり、日帰りが望まれて居ることから、野営の出来るボーイスカウトは尊重されると思いますが、被災地でユニフォームのスカウトを見たことがありません。
被災地では、中学生も「交通整理」や「物資運搬」などで活躍しています。
さて、昨日、横浜で日本連盟の職員と話し合いを持ちました。
皆さんの活動を含め、感触では、各地域ユース年代のスカウト達が今回の震災について、強い問題意識を持って取り組んでいるように思えます。早稲田大学のローバーは、今も被災地で頑張っています。電話では4月15日位まで奉仕するとのことでした。
こうした快挙は今日までのことを思えば雲泥の差です。
ちなみに日連としても、「現地本部」を置くことやスカウトボランティア募集など従来には見られない展開となりました。
「鯛焼き支援活動」と「タオルプロジェクト」は、4月21日以降と予定していましたが、統一地方選挙終了直後に変更したいと考えています。
スカウトが支援できる「臨時図書館」や「おもちゃ市場」は、早急の課題です。
柏原様、黒澤様、「タオルプロジェクト」を含め、現地への輸送は責任を持って行います。出発予定日は予めご案内します。現状では、4月9日(土曜日)深夜になりそうですが、ご迷惑であれば日を改めます。
日本連盟には、タオルプロジェクトの「デポ機能」を担って頂きたいとお願いしておきました。
どうぞ宜しくお願い申し上げます。
■■■■ 鈴木(赤十字救急法指導員・ボーイスカウト・防災士)
■■■■ 神奈川災害ボランティアステーション主宰
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