2011年4月2日土曜日

【必読】被災地からメッセージ(子どもたちの笑顔のために)

ハンドルネーム加賀の国さんの記事を転載させて頂きました。

出典: ボーイスカウト応援団 加賀の国さん (詳細は、次のバナーをクリック)



私たちボースカウトは、誰を育成するのでしょうか?
誰のために活動しているのでしょうか?
子どもの育成団体と言っているんでないでしょうか?
被災地の子どもたちを憂いて行動しなくてはならない時。

心の支援をしている団体にならなくてはいけない時!

思いやりのある行動が必要!

グリーンリボン支援作戦「子どもたちに笑顔を」
作戦指令:被災地の子どもたちに文房具を送ろう


http://boyscout.sns-park.com/?m=pc&a=page_fh_diary&target_c_diary_id=14474

カンビーさんがmixiに掲載されたものです。

タイトル「子どもの欲しいもの」

以下原文


七ヶ浜町では被災した子供たちを対象に子供の居場所活動を行っています。

今日担当課長に報告しているのを聞き耳を立て、どのような活動がなされているのか伺いました。

支援を担当しているのは「ここねっと発達支援センター」の理事長さんで元中学校の先生です。

お話の中に子供のニードを聞いているという話がありました。
遊んで、笑顔が出ればいいではない。プログラムに基づいて支援をしていくのです。

そう報告をしている横から「先生?何か必要なものがありますか?」と声を挟みました。
そうしたら私の方を振り向いてにっこりと笑って、「物ではないんですよ。心なんです。」とおっしゃいました。

「ノートも鉛筆も避難所にはあるんです。でも与え方が違うんです。『ほしい人貰って行って下さい』それでは意味がないのです。自分の心からほしいものではないから。」

子供に何がほしいか書いてもらうプログラムをするんです。
「何でもいいからほしいものを書いてごらん」そういうと、夢中になって書き始めるのです。もちろんそれを書いてもいいというだけの信頼関係ができているからです。

そうするとみんな一番は「家」と書くのです。
次にぬいぐるみは人気がありますね。

そして実にいろんなサインを出してくれます。
お話するとお母さんの欲しいものだったということが分かったりして。
疲れているお母さんのためになんてね。

私たちのところにも多くの物資が届いています。
その中で子供一人ひとりのニードとマッチングして物を渡せば、ほんとうに大切にしてくれるんです。

ある子は、『僕はDSさえあればいい』なんて言っていたのに、
次の日に彼がほしいと書いたものを持っていったらDSを忘れていったんですから。

あとはね、「自由」ですね。「自由」って何だかわかりますか?
話しちゃいますね。「自由って自分を好きになること」なんですよ。
自分を好きでいればどこに行っても何をしても自由なんですよ。

こんな風な取り組みをすれば、PTSDにならないと思いますよ。
多くはね、5年ぐらいすると来ますから。
中越地震のときにはできなかった取り組みです。
行政の後押しとNPO,保護者。
それがここではできているのです。
この取り組みはよそのモデルになることです。

短い時間の中で、素晴らしいお話が聞けました。

私たちが何かしなければと焦る気持ちを超えて、心の支援をしている団体に、拍手です。


私たちは、重機を扱って片付ける部隊ではありません。

子どもたちの育成団体ではないんでしょうか?
まさに、心の支援をしている団体にならなくてはいけない時です。


読まれて、感じたこと、気付いたことはすぐ実行、実践です。

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